内容説明
敗戦後、特攻隊員であった野村は、飛行機の故障により出撃できずに生き残り、無目的に生きていた。しかし、故郷で目にした三色桃に心を打たれ、その後平和のシンボルとしてひたすら三色桃の世話に打ち込むようになっていく―。平和の尊さを綴った作品。
著者等紹介
茂吉雅典［モヨシマサノリ］
１９４６年１１月２０日生まれ。熊本県球磨郡相良村出身。愛知工業大学卒業（工学博士）。日本児童文学者協会、岐阜児童文学研究会会員
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