内容説明
学校教育への批判は高まる一方だ。著者の長い教育経験を軸にしながら、戦後の学校教育の問題点を究明した、類を見ない渾身、迫真の書。
目次
第1章 教員修業のころ―教育の本すじをさぐる(峠の上の分教場;飛行場跡の中学校;東京の第一歩)
第2章 迷いと闘争の時代―教育の正常化を目ざす(組合活動の出発;平等主義の指導;放任主義・手ぬきの指導 ほか)
第3章 傍観・慨嘆の時期―教育の安定をねがって(開かれた学校;学校選択;絶対評価 ほか)
著者等紹介
竹野栄[タケノサカエ]
1922年、北海道生まれ。北海道第二師範学校、国学院大学卒業。40年間教職につき、東京の三小学校長を歴任して退職、以後、文筆生活を続ける。日本児童文芸家協会顧問
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