内容説明
21歳―振り返るにはあまりにも短い年月のはずだった…私は病気になってよかったと思う。私の体がその人の性格を映し出す鏡となったことは確かだ。7歳で脳内出血を患い入院生活、退院後の学校生活において人間不信に陥るが、自らの内に秘めた力を信じ、人との出逢いを通して進路を切り開き、試練を糧に自分という存在を確立する渾身のエッセイ。
目次
第1章 生き続ける記憶
第2章 もう戻れない世界
第3章 子供でいられない子供
第4章 成長とともに育つ不安
第5章 女子高という名の檻
第6章 心を映しだす鏡
第7章 輝く星になりたい