内容説明
第2次世界大戦での2度にわたる召集で中国へ。激しい戦闘、戦友の死、中国の人々との出会い、そして日本に残してきた家族への想い。新聞記者として活躍してきた著者が、あの戦争の愚劣さ、無意味さを静かに語る。
目次
1 隴海線に立つ―遙かなり、戦場の青春(召集;入隊、陸軍歩兵少尉;第二十一師団新設、歩兵第八十三連隊第二中隊小隊長;軍旗拝受 ほか)
2 悲しき「湖南進軍譜」(二度目の応召、中支戦線へ;湖南(湘桂)作戦に参加
石湾鎮で警備、惨めな友軍
信じられなかった敗戦 ほか)
著者等紹介
中島董英[ナカシマトウエイ]
明治44年4月1日生まれ。富山県西栃波郡石動町(現小矢部市)出身。昭和8年毎日新聞社入社を皮切りに新聞記者として活躍
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