内容説明
敵機による猛爆撃、孤島での衣食住、島民との交流、輸送船・引揚船の洋上生活…ときには鮮烈リアルに、ときにはユーモアを交えて綴る、ポナペ島戦争体験記。
目次
南溟の孤島に生きる―太平洋戦争体験記(南方戦線へいざ出陣;ポナペ島での敵空襲の日々;ポナペ島での生活;終戦そして帰国)
ポナペ島訪問記―一九七八年八月
著者等紹介
松本芳雄[マツモトヨシオ]
1921(大正10)年2月群馬県下仁田町中小坂にて出生。1935(昭和10)年3月小学校高等科卒業。1940(昭和15)年9月准教員養成講習を受講。1941(昭和16)年1月代用教員として小学校に勤務。1942(昭和17)年4月現職のまま応召(東部第38部隊通信中隊へ入隊)。1943(昭和18)年11月柏4655部隊迫撃第一中隊へ転属。1945(昭和20)年12月東カロリン群島ポナペ島より復員。1946(昭和21)年1月現職復帰(応召時の学校へ復職)。1949(昭和24)年2月群馬大学特設研究科修了(現職のまま)。1952(昭和27)年4月結婚し富岡市に在住。1955(昭和30)年2月長男誕生(現在東京小金井市に在住2児の父)。1980(昭和55)年3月退職し現在妻と二人の暮らし
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