内容説明
アルジェリアのカスバで食べたフルコースとは?モロッコの市場で、石は売れるか?砂漠のひとり旅では、何が一番役に立つ?昔おじさんの、温かくてとぼけた人柄がにじんでいます。小学生から大人まで、誰が読んでも、味わいのある物語です。すぐ読めて、さわやかな物語、120編。
目次
赤い夕日がついてくる
家は傘
聖者
ジャマ広場
初めての商売
砂漠の国の水泳場
カンボジアとモロッコ
猫ブランコ
他国の金は、いくらあっても
バラック、バラック〔ほか〕
著者等紹介
門倉まさる[カドクラマサル]
1939年、群馬県高崎市に生まれる。群馬大学学芸学部人文科学科を卒業。埼玉県立鴻巣高校、高崎市立女子高校、群馬県立前橋第二高校、高崎工業高校、高崎経済大学附属高校で国語教師を務め、1998年に定年退職。1962年に日本児童文学者協会群馬支部、虹の会を設立。2001年、同会会長。1986年、「チェンマイのシンデレラ」で群馬県文学賞受賞。現在、童話を書くかたわら、図書館や公民館で、「老子」や「孟子」、「伊勢物語」や「徒然草」などの講義をしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。