内容説明
社会の第一歩は何で決まるか。次代に残す吾が流転の推移。物ごとはゼロから始まる。君はどう考えているのか。苦難のトンカチ人生が教える生き様のノウハウ。
目次
幼年時代のふるさと
父の存在と新聞配達員
皇太子殿下の旗行列
中島飛行機と工芸学校
陸軍工科学校の生活
太平洋戦争と軍隊勤務
東京大空襲から終戦
戦後社会の出発
長兄の戦死で定職へ
一級建築士への道
妻と共に歩いた半生
著者等紹介
樋口利一［ヒグチリイチ］
大正１０年長野県に生れ、翌年から東京で生活。昭和１２年東京高等工芸学校付属工芸実修学校精密機械科卒業。中島飛行機製作所に入社後、陸軍工科学校入学。昭和２０年陸軍輜重兵学校材料廠より復員。家業の建築になじめず流転の日々を過し大工となる。昭和２４年大工の傍ら工学院大学機械科入学。２６年工学院大学専門学校建築科卒業。２９年二級建築士合格。３３年株式会社樋口工務店（資本金２００万円）設立。３４年一級建築士合格。３５年宅地建物取引主任者資格取得。他に特殊建築物調査資格者、監理技術者資格者などを取得。その間、４４年中野法人会理事、中野工産会理事。５８年（財）東京社会保険協会中野支部副支部長、東京厚生年金受給者協会理事、中野建設業会会計監査、中野消防署防災協会副会長、懇話会理事、中野警察地区青少年補導連絡会会計理事、（財）中野区退職金共済会監事、工学院大学全国支部長会議議長を経て中野支部相談役。中野ライオンズクラブ第三副会長～東京都日赤紺授有功会員。４９年東京商工会議所中野支部理事・建設部会副部会長、中野神明小同窓会長など地元神社睦会長、弥生柳通り親交会長を歴任。（株）樋口工務店代表取締役として現在に至る
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