出版社内容情報
アインシュタインが夢見た力の統一理論.いま素粒子論はそれをゲージ理論によって実現しようとしている.小林誠博士とともにトップクォークを予言した著者が,ゲージ理論を中核とした今日の素粒子論の姿を明快に解説する.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
1
うーん。2017/03/09
hiro-suke
1
私はつい数ヵ月前に素粒子論に興味を持って、それに関連する本を少しずつ読んでいます。この本に関しては、正直内容があまり理解できなかったのですが、私にとってひとつ印象に残っているのは100頁あまりにしては濃い内容であったということです。できれば、再読して今度こそポイントをおさえられるようにしたい。2013/11/09
ピエール
1
ノーベル物理学賞を受賞された益川先生が、受賞以前に書かれた本で、古典力学から現在の量子論にいたるまでの道のりを簡潔に解説してくれています。面白いです。が簡潔に書かれた一行一行を理解するためには、実際には膨大な下調べをする必要があり(例えば、簡単に「ゲージ変換で・・」「群になっているので・・」などと書かれていますが、ゲージ変換や、群の知識がなければ、それを調べるところから始めなければなりません)、かなり手強いです。ゆっくり何度も読み返す必要があると思っています(正直に言えば、ざっと読み通しただけです)。2012/11/08
massn
0
現在までの素粒子物理学(標準理論まで)を総ざらい。さすが一流の物理学者だけあって本質を独特の言葉でシンプルに。学者の良心に従われており、読み通しにくい部分もある。ところどころで登場する益川節も魅力。2011/03/08
カラメル
0
今年のノーベル物理学賞受賞した人の本。積読になってったのを、再発見。具体的なことはわけわかんないけど、より便利でうまく説明できる理論を構築しては、実証していくみたいな流れは把握した。しかしながら数式はほんまダメ。2008/10/30