内容説明
熱い脈動と旺盛な好奇心、クールなようで温かいまなざし、独特の文学を構築してきた氏のエッセイ空間は奔放に飛翔する。
目次
第1章 心にゃニンニクの火を点す(アブサンの次は?;引き抜かれたネジ ほか)
第2章 吉行淳之介遊び(担当者の後遺症;吉行淳之介遊び ほか)
第3章 アンティーク時計の顛末(力道山と私の風邪;巨人と働きアリ ほか)
第4章 辞書を食べる(ウォーミング・アップ;正念場 ほか)
第5章 河童の屁(さまよえる大相撲;鮨、そば、米、そして女 ほか)
著者等紹介
村松友視[ムラマツトモミ]
昭和15年東京生まれ。昭和57年『時代屋の女房』で直木賞、平成9年『鎌倉のおばさん』で泉鏡花文学賞受賞
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