内容説明
娘を襲った不可思議な難病。でも、病んでいるのはどっち?教育が、行政が、医療が、福祉機関が、そして社会全体が。はじき出された娘は当然のように非行に走り、たやすく覚せい剤に溺れて…。崩壊寸前の家庭を立ち直らせ、母娘に新しい境地を拓かせたのは…。
目次
第1章 ママ、私の声をとめてちょうだい!(発病;ふれあい―小学校低学年の頃;「さわったらバイ菌が」;親失格;ギラギラ照りつける太陽とカップラーメン ほか)
第2章 聡子とイエス様(偶然の再会と指のない牧師;バプテスマ;白い粉;家庭裁判所の門をくぐって;C型急性肝炎 ほか)
著者等紹介
椎名恵子[シイナケイコ]
1954年東京生まれ。東洋英和女子学院短期大学英文科卒業後、三菱商事本社にて3年間のOL時代を過ごす。結婚し現在21歳の娘と20歳の息子をもつ。娘の難病から始まり、家庭内暴力、非行、覚せい剤に至るまで、ありとあらゆる艱難を通りすぎた今、親子して平安な日々を送る。’94年洗礼を受け、今年クリスチャン生活7年目を迎える
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