内容説明
警察官を経て、保護司として犯罪者の更生保護活動に、児童委員として少年の非行・犯罪防止にかかわってきた著者だからこそ書けた、青少年犯罪防止に関する提言書。
目次
少年の非行と犯罪予防対策
U中学校と保護司会の連絡会開催
K少年の家庭環境
K少年の面接開始
K少年の涙の誓い
坊主頭になって更生を誓う
警察署の裏庭に侵入窃盗をした少年
この味噌汁は母の味がする
姉の協力で更生したG少年
父親と二人暮らしの少女の薬物事犯〔ほか〕
著者等紹介
片桐久吉[カタギリキュウキチ]
1916年、宮城県に生まれる。神奈川県警察官となり、警視正で退職後、神奈川県警察本部の嘱託(生活相談員)として勤めた。1972年、法務大臣より保護司、厚生大臣より民生委員、児童委員の委嘱を受けて、更正保護活動と地域の福祉活動に努めた。現在、役職を全部辞任して、執筆活動をしている。最近の著書に『軍港の闇に蠢く女』と『心豊かに老いたい 独居老人の暮らし』(ともに文芸社刊)がある
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