瀬戸の潮鳴り―小説・明石海人

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  • サイズ B6判/ページ数 184p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784835514338
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

沁みわたる人間讃歌。今問い直す人間の絆。ハンセン病の歌人、明石海人の苦悩と愛、そして死。その37年の生涯をたどる作者執念の一作。

著者等紹介

松田範祐[マツダノリヨシ]
昭和15年8月2日、サイパン島にて生まれる。慶応義塾大学卒業。現在、母校の関西高等学校教諭。日本児童文学者協会会員・龍短歌会同人、児童文学会「松ぼっくり」同人。ファンタジー小説・童話の出版歴は以下の通り。「チボリの国の物語」(国土社)。「きつねくんのてじな」(文渓堂)。「くまくんはびょうきです」(文渓堂)。「うさぎさんのたからもの」(文渓堂)。「たぬきくんのかくれんぼ」(文渓堂)
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感想・レビュー

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きたくり

1
ハンセン病を患いながら、歌を詠むことで自分の生命を燃焼し尽くした明石海人(1901~1939)。宗教で安らぎを得られたらどんないいいだろうと思いつつもどうしても聖書の中の神を信じきることができなかった彼は、苦悩の中からある日自分自身で答えを見つける。「深海に生きる魚族のように、自らが燃えなければどこにも光はない」という言葉が深く心に残った。2010/08/03

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