内容説明
歌はカラオケ程度しか知らなかったが、ひょんなことから、なんと男声合唱団に入団してしまった！？声楽ド素人の著者が、合唱コンクールへ出場できるまでに成長していった過程を赤裸々に綴った、悪戦苦闘の体験記。未経験者だから書ける“苦労のしどころ”や発声の練習法、用語解説など、合唱入門書としても役立つ１冊。
目次
飛んで火に入る夏の虫
セカンドテナーは苦労人
カラオケとマスケラの関係
飛立てなかった『鳥が』ヤキトリに
ついにデヴュー
ゲネプロから本番へ
英語に苦しむドン・キホーテ
ＲとＬのちがいの前に
ごまかしの手練手管
素人の強み
バーバーショップの魅力
コンクールはお好き？
六年目の雪辱
昔、沈黙と測りあえるほどに
芸人になりたい作曲家
演奏者５０００人ＶＳ聴衆５０００人
日本人と第九、そして譜読みと暗譜…
見果てぬ夢
著者等紹介
加藤良一［カトウリョウイチ］
１９４８年東京目黒に生まれる。子どもの頃から歌うことは好きだったが音楽の授業は嫌いだった。学校は理系へ進み、製薬会社へ就職。学生時代、フルートに挑戦する。その後、娘のピアノ発表会に親子でゲスト出演したつもりが、とんでもない結果となり、それが縁で合唱の世界に足を踏み込む。現在、音楽以外にテニスなどもする
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