内容説明
家庭内暴力、校内暴力、おやじ狩り、殺人、強盗、集団暴行…子供をよくしようと内閣も文部省もヤッキになっているが、もっと根本的なことが抜けていないだろうか。子供子供と子供のことばかり話題にするが、大人の側に問題がないだろうか…長年教育者として歩んできた著者が、折りにふれ、日本や地域の現状、子供たちに対する想いを誠実、真摯に語る。篤実なる教育論。
目次
1 教えるより姿(子の呼び方;親の呼ばせ方;食事 ほか)
2 道草のすすめ(頭の中は見えない;地域の教育力;歴史は繰り返す ほか)
3 先人の知恵(人生いろいろ;家庭教育はこれでよいか;あと半分の教育 ほか)
著者等紹介
加瀬正一[カセショウイチ]
昭和8年千葉県生まれ。昭和29年~平成5年定年退職まで小学校児童の教育に携わる。昭和53年文部省海外派遣(イギリス・フランス・スイス・オランダ)。56~63年社会教育主事として社会教育に携わる。59年冊子「郷土に輝く人々」の編集に携わる。63年県洋上研修(青年の船)に指導部長として参加。平成6年生涯学習インストラクター(2級)の資格を取得。7~10年町教育委員会嘱託。12年より町教育委員会文化財審議委員、町役場地域復興課臨時職員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。