内容説明
本書は２１世紀の日本を支える若い世代の人々に「科学の創造」への勇気と希望を与えるに違いない。激動の昭和時代を生きた波瀾万丈の人生、素粒子物理と原子力開発の本質を的確な歴史感覚で描く。
目次
第１章 幼少年期
第２章 中学生時代と太平洋戦争
第３章 原子物理学を志して
第４章 原子力とのかかわり
第５章 アメリカ留学
第６章 動力炉の開発
第７章 ハイテクをめぐる諸問題
第８章 老いゆく中で
著者等紹介
諸岡さとし［モロオカサトシ］
諸岡佼。１９２９年三重県に生まれる。’５５年立教大学理学部物理学科卒業。’５９年同大学院理学研究科原子物理学専攻・修士課程修了、同年日本原子力産業会議入社。’６６年スタンフォード大学大学院留学、高エネルギー物理学研究所研究助手。’６８年動力炉・核燃料開発事業団（動燃）入社。’８９年動燃定年退職、同年から国際科学技術コンサルタント
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