内容説明
本書は、著者がかかわってきた相談や研修、カウンセリングを中心にまとめたもので、すべて実例です。親と子、大人と子ども、生徒と教師、家庭と学校―これらの関係が複雑に絡みあって、今日の子育て・教育の現場はまさに危機的状況にあります。その実態を具体的に取りあげ、著者の考えを述べています。
目次
第1章 普通の子・普通の家族(洗脳されてきた大人たち;よい子に育ってほしい ほか)
第2章 親の知らないところで子どもは荒れる(「ほめて育てる」の失敗;親の悩みと「子の悩み」 ほか)
第3章 失敗が多い「学校が目安」の子育て(荒れる学校が増えてくる;子どもたちの叫び ほか)
第4章 子どもに「やる気」を起こさせる(「あたり前」が変に見られる“世間の目”;子どもに教えてもらえる親に ほか)