内容説明
子ども時代は宝石箱。豊かで充実した「生きた体験」は子どもたちの感性を伸ばす。「知識学習」「体験学習」など具体的事例をあげながら、21世紀の教育観を提案。
目次
第1章 子どもと豊かな環境(今日の子どもと生活環境;子どもと社会環境の変化;都市化と自然環境の変化)
第2章 子どもと遊び(子どもの遊び;遊び場の確保と創造)
第3章 子どもの成長と豊かな体験(子どもの成長と発達課題;体験のもつ教育的意義;豊かな体験と生きる力)
第4章 地域社会と子どもの体験(子どもと地域社会;公共施設と子どもの体験)
第5章 地域の取り組みと実践
著者等紹介
渋谷健治[シブヤケンジ]
1950年、山形県西川町大井沢生まれ。県立山形中央高校、法政大学を経て、1995年筑波大学大学院修士課程(野外運動専攻)修了。国立花山少年自然の家、国立吉備少年自然の家事業課長、国立オリンピック記念青少年総合センター調査連絡課長、同研修協力課長などを経て、現在、国立那須甲子少年自然の家事業課長。この間、子どもや親子を対象とした事業やイベントの企画、青少年や青少年指導者に関する各種の調査研究に携わる。『子どもの体験活動研究会』等のメンバーとして、文部省委嘱を受けて日本の子どもの自然体験・生活体験・社会体験活動等の調査や国際比較調査などを実施中。環境庁環境カウンセラー、日本キャンプ協会1級ディレクター、日本自然保護協会自然観察指導員などとして、ボランティア活動も行っている
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