内容説明
歴史的に見て一部の日本人は、子育ての原点を見失ってしまった!それが、今の荒れる子どもたちを生む原因になっている。本書は科学的根拠をもとに、その原点である『子育ての基本原則』とは何かを、わかりやすく明快に解説する。
目次
第1章 無限の可能性への挑戦―子育ては創造性豊かな仕事です
第2章 子育てのねらいと背景―どこがまずかったのですか?
第3章 子どもの反抗期とその周辺―それは自我を確立する戦いなのです
第4章 すぐにキレる子どもたち―その原因と対策について考えます
第5章 子育てに役立つ知恵の数々―知っているかいないかで大きく差がつきます
第6章 今なお心に残る教師像―学校の教育力とは何なのでしょうか?
著者等紹介
多岐考一[タキコウイチ]
本名、国米欣明(こくまいよしあき)。医師および評論家。1934年岡山県生まれ。広島大学理学部物理学科教養課程修了後、広島大学医学部医学科卒業。岡山大学医学部付属病院第一外科講師および岡山大学教育学部養護教員養成課程講師兼務。同第一外科医局長を経て1975年幸町病院院長。現在、幸町記念病院名誉院長、岡山県社会福祉審議会専門分科会副委員長。専門は人工臓器と移植外科(医学博士)。1971年日本で最初の小型人工腎臓の開発に成功。1974年岡山大学付属病院で最初の腎臓移植に成功したプロジェクト・チームの主治医。関係学会及び医学専門雑誌に発表した医学論文数85編以上。1982年より執筆活動を開始、科学・教育・経済などの分野の評論を主とし、その斬新な切り口と明快な解説には支持者も多く定評がある。主な著書に『移植免疫学』共著(朝倉書店)。『親と子の人間学―親子闘争時代を生きるために』(第一法規)。『よみがえれ親たち』(第一法規)。『子どもたちは警告する―その競争社会に未来はあるのか』(日本評論社)。『謀略!日米経済戦争』(文芸社)
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