御成敗式目ハンドブック

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  • サイズ 46判/ページ数 316p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642084475
  • NDC分類 322.14
  • Cコード C1021

出版社内容情報

執権北条泰時らが編纂した鎌倉幕府の基本法典「御成敗式目」。1232年に施行されたこの最初の武家法典を、制定過程や目的、研究史などから全体像をとらえ直す。51箇条より主要条文を選び、分かりやすく解説を加えて式目が実際にどう実践されたのかを読み解く。法の視座から当時の権力・訴訟・犯罪などの実態に迫る。巻末に現代語訳を付す。

内容説明

執権北条泰時らが編纂した鎌倉幕府の基本法典「御成敗式目」を分かりやすく解説した。制定過程や目的、研究史などから全体像をとらえ、五十一箇条より主要条文を読み解き、その全貌に迫る。巻末に現代語訳を付す。

目次

総論 御成敗式目とは何か(御成敗式目の制定過程とその目的;御成敗式目と鎌倉幕府法の構造;御成敗式目の受容史)
第1部 御成敗式目から見る権力のかたち―幕府・権門・御家人(守護と地頭―鎌倉幕府と荘園公領制;権門と法園―幕府「裁判管轄」の意図と現実;不易法―政治と訴訟との関わりから)
第2部 中世の人びとは何を争ったのか―犯罪と財産相続(罪と罰;悔返と未処分)
第3部 どのように裁判を行ったのか―裁判手続と文書(召文違背の咎―幕府裁判と社会との接点を読み解く;問状と裁判手続)
附録 「御成敗式目」現代語訳

著者等紹介

神野潔[ジンノキヨシ]
1976年、神奈川県に生まれる。現在、東京理科大学教養教育研究院教授

佐藤雄基[サトウユウキ]
1981年、神奈川県に生まれる。現在、立教大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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白隠禅師ファン

11
御成敗式目が制定された昨日、読了しました。 守護・地頭の役割や不易法、悔返とは何かというのが曖昧だったので、勉強になった。そして中世社会を理解する上で、私たちは式目への理解をしっかり深める必要があるのではないかと感じた2024/08/27

Ohe Hiroyuki

3
御成敗式目の成立だけでなく、当時の幕府体制から説き起こした一冊である。▼最新の研究成果や学説にも触れられており、先端的な内容となっている。他方、「ハンドブック」らしい読みやすさは維持されており、門外漢でも気軽に読める内容になっている。▼本書尾を読んで思ったのは、法が慣習となり、また慣習が法を作るという循環があるということだ。法制史を理解するには歴史の理解が必須であることが身に沁みる。▼法と慣習の循環は、現代にも当てはまるように思う。我が国の法制を考えるに中世はもっと参照されてよいと思う。2024/04/09

四不人

2
大変参考になった。よく目にするんだけど、実際の原文は読んだことがない。もっとかっちりした法令だった印象があったが、基本的に戦国法と同じというか、戦国法は御成敗式目ベースなんだな、というのがよく分かる。個人的な興味から言うと、後世の受容史がもっと知りたい。抄モノとかについてもこういう本が欲しいな。2025/03/26

 

2
Twitterで流れてきて面白そうだから読んだ。現代の法の解説書のようで、文章も平易で分かりやすい。読んでみて、私は中世社会というものを全く理解していないことがわかった。支配者が、法圏が分かれていたらしい。荘園制が基本で鎌倉幕府もその中に位置づけられる。今から見てもそこまで劣らない法の運用にも驚きだ。ここから垣間見えるのは法を使って優位に物事を運ぼうとする各アクターたちの活き活きとした姿。現代人にも通づるその点に中世人への親近感が湧く。また日本史研究とは何をするものか、も姿の一端を見ることができよかった。2024/09/03

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