内容説明
戦後教育の功罪を問う。今、混迷の一途をたどる現代教育―これからの教育の在り方の指針となる、本格的教育論。現職の教師への福音書となる必携の一冊。
目次
第1章 起こるべくして起こった教育崩壊―政治と教育の接点に立って
第2章 戦後教育50年私史(一期―昭和24~30年;二期―昭和30年~37年;三期―昭和37~52年;四期―昭和52年~63年;五期―昭和63年~平成10年)
第3章 初等・中等教育の新生を目指して(中教審構想を再度民主化の俎上へ;学校を開かれた場にするために;教師の心と体の健康を等閑にしていないか;子どもたちの豊かな心を鍛え、未来への夢を育ませよう;子ども・父母・教師・地域社会の連携と協力の輪を拡げよう)
著者等紹介
半井弘基[ナカライヒロモト]
昭和2年(1927)堺市で生まれる。関西大学予科、同法学部法律学科卒業。24年(1949)より中学校13年、高校26年、定年退職後、私立高校10年、平成10年退職、現在、堺の文化を育てる市民の会世話人、日本教育学会会員。著作に「選別の落とし子たち」。他に教育関係、機関誌、雑誌に論文多数
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