菜根譚

菜根譚

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784835503578
  • NDC分類 159
  • Cコード C0098

内容説明

菜根譚は前・後集二巻。明朝末期の洪応明の著(字、自誠の方が通用している。)菜根とはまずい食事の意味をもち、宋の儒者、汪革の「人間はいつも菜根をかじっていたら、万事うまくいく。」という語から書名をとったものとされる。前集225章、後集134章全359章。対句が多く、表現はたくみにして鋭く真理をのべ、短い文章で成っている。世俗に対する批判・処世・交遊の道・物欲去り無心の楽しみなど、儒教論理によりながら、道教・仏教の思想もとり入れ融合されて、わかりやすい処世訓となっている。「菜根譚」は不思議と読む人の心にひびき、これは私のことを指摘していると素直に思い、そのことは各章の随所に思いいたります。悟りをひらいた作者の素心が、読む人に心地よくしみわたっていくこと、これぞ実証であります。

目次

人たるの道
練逹と朴魯
君子の心事
近づくも染まず
良薬は口に苦し
よろこびの心
達人は平常心
動中は静あり・静中に動あり
反省と慚忸
敗後の成功〔ほか〕

著者等紹介

石田欣二[イシダキンジ]
1930年佐賀県有田町に生まれる。明治大学中退。兄の主宰する東京都教育文化会に所属。教育文化事業を担当。1970年(株)鉄道サービスに営業担当役員として19年間勤務。勇退後(株)オカザキで美術工芸品の評価査定人として従事。損害保険会社に限定した組織で全国に出張鑑定の経験をもつ
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