内容説明
小さな田舎町、吉林から国民党将校になるべく上京した劉天堂。彼の歩んだ道は中国の歴史そのものだった…。中華民国崩壊から人民国家誕生までの激動の時代、壮絶な運命に翻弄されながらも己を信じ強く生きた一人の青年の成長過程と共に描く叙事詩。
著者等紹介
早坂秀繁[ハヤサカヒデシゲ]
本名・野沢秀之。1951年(昭和26)栃木県生まれ。北京北方交通大学に留学。現在、千葉県公立学校教諭。中国史の研究家。専門時代は“宋”である。旺盛な執筆活動を続けている。中国語に堪能、アメリカ軍事にも詳しい。趣味は鉄道模型、中国旅行、現在まに26回の訪中
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