出版社内容情報
累計復刊リクエスト数370票!
音声合成技術VOCALOIDを使った作曲家、悪ノP(mothy)による小説シリーズが、装い新たによみがえる!
2025年3月より毎月刊行が決定!
『悪ノ大罪』シリーズは、音声合成技術VOCALOIDを使った作曲家、悪ノP(mothy)により、2012~17年にかけてPHP研究所より出版された小説シリーズです。中世から近代を舞台に、キリスト教における罪の根源とされる七つの欲望や感情、悪徳をテーマに作られた楽曲たち『七つの大罪シリーズ』を小説化したものになります。
2021年に初めての復刊リクエストが付いて以来、小説の元である楽曲を聴き、さらに楽曲の世界に浸りたいと思った方々からの熱いリクエストが積みあがり、現在(2025年1月6日時点)までに累計370票という多くのファンの方からのご支持をいただきました。
このたび、PHP研究所から出版されていた初版の風合いを生かしつつ、新たな造本、装丁により『悪ノ大罪』シリーズ(全8巻)が紙の書籍として蘇ります(その後、電子書籍化も予定)。
読み返すたびに、新たな発見がある『悪ノ大罪』の世界。楽曲を聴いた人が、小説も読みたいという声も多い人気のタイトルです。
貴重なこの機会をお見逃しされぬよう、ぜひ直接お手に取ってご覧ください。
「さあ、懺悔なさい」
シリーズのうち【憤怒】をテーマにした楽曲「ネメシスの銃口」をノベル化。
エヴィリオス歴983年、神聖レヴィアンタにてレヴィアンタ内乱が勃発。民衆の暴動で追い詰められた悪徳裁判官・ガレリアン=マーロンに拳銃を向けるのは、実の娘であるネメシス=スドウだった。ガレリアンを撃つ直前、ネメシスは彼に贖罪のチャンスを与えるが……崩壊目前の世界で物語は終焉に向かって動き出す。
▼著者プロフィール
悪ノP(mothy)
2008年2月に鏡音リン楽曲『10分の恋』でボカロPデビュー。ストーリー性の強い“物語音楽”を得意とし、各楽曲はもちろん、『悪ノ娘』『悪ノ召使』に始まる『悪ノ大罪シリーズ』と呼ばれる楽曲群は、それぞれが繋がりのある壮大な世界観を形成している。2010年8月に処女作となる小説『悪ノ娘 黄のクロアテュール』を執筆。2011年3月には第2弾小説『悪ノ娘 緑のヴィーゲンリート』を執筆。悪ノシリーズの小説は100万部以上の人気を誇っており、彼が描く世界観に魅了されるファンは後を絶たない。
※「VOCALOID(ボーカロイド)」および「ボカロ」は、ヤマハ株式会社の登録商標です。
イラスト:壱加
(c) mothy 2025
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