ヨコハマ買い出し紀行―芦奈野ひとし画集

芦奈野 ひとし【著】

復刊ドットコム（2024/02発売）

• サイズ A4判／ページ数 146p／高さ 30cm
• 商品コード 9784835459127
• NDC分類 726.5
• Cコード C0070

出版社内容情報

名匠・芦奈野ひとしが手がけた傑作マンガ『ヨコハマ買い出し紀行』。
その関連画稿や設定資料を広く収集した一冊が、紙版書籍としてついに復刊!!

1994年から2006年にかけ、講談社「月刊アフタヌーン」誌に連載されたマンガ作品『ヨコハマ買い出し紀行』。同作は、近未来--「夕凪の時代」の日本を舞台に、アンドロイドである主人公・初瀬野アルファの視点を通じ、衰退期にある人類の暮らしむきを穏やかに、優しく写し続けた異色の名作です。本書は、その『ヨコハマ～』関連画稿や資料をふんだんに収め好評を博した画集の復刻版です。

本書の底本は、2003年に講談社より刊行された同名の書籍です。カラーイラストやラフ画、インタビュー記事などさまざまな資料が収録されたファン必読の一冊でしたが、長らく入手困難となっており、中古市場では価格が高騰。『ヨコハマ～』本編が今もなお広く読み継がれ、新しい世代のファンを獲得し続けていることもあり、復刊リクエストの得票を伸ばし続けていました。
今回は、著者ならびに講談社の協力のもと、本画集を可能な限り底本に忠実な形で復刻・刊行します。

芦奈野ひとしのアートの魅力を堪能するための画集として、また『ヨコハマ～』本編をより深く楽しむための副読本として、ぜひお手元にどうぞ！

(c)Hitoshi Ashinano 2003

内容説明

時代の黄昏が、こんなにゆったり、のんびりと来るものだったなんて。芦奈野ひとしが手がけた普遍の名作、『ヨコハマ買い出し紀行』―その関連イラストや各種資料を収録した一冊が、２０年の時を経てついに復刊。

目次

Ｗｉｎｔｅｒ　Ｂｌｅｎｄ　Ｃｏｆｆｅｅ
Ｓｐｒｉｎｇ　Ｌｅｍｏｎ　Ｔｅａ
Ｅａｒｌｙ　Ｓｕｍｍｅｒ　Ｊｕｉｃｅ
Ｍｉｄ　Ｓｕｍｍｅｒ　Ｉｃｅ　Ｃｏｆｆｅｅ
Ａｕｔｕｍｎ　Ｍｉｌｋ　Ｔｅａ
Ｗｉｎｔｅｒ　Ｈｏｔ　Ｍｅｉｐｏｒｏ
Ａ　Ｓｎａｃｋ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ブラフ]

【復刻版】当時、手に入らなくてとても後悔した（当時のものは半端ない金額なってしまっている）けれど、復刻版が出ることをたまたま知って即予約。どうなんだろう？復刻版だからなのか、当時の印刷技術だとここが限界なのか、かなり画像が粗いなと感じる。インタビュー記事は丸々画像印刷。しかし、ヨコハマ買い出し紀行のカラーイラストやラフスケッチ、創作秘話などファンとしては手元に置いておきたい一冊であることには変わらない。もちろん、かったことを後悔はしていないし、複製原画も嬉しい特典だった♪

2024/02/22

[ドラマチックガス]

友達から勧められドハマリした漫画の画集。もともと絵がとてもきれいな方なので、大判カラーでみるとたまりません。初期の頃の絵は、やはりイメージと違うなぁ…。見返しのところの地図がよかった。特に、ちゃんとトンネルの茶屋があるところが。お値段は貼るけれど、買ってよかった。

2024/03/12

[サマンサ田端]

20年前は高くて手がでなかった画集の復刻版。今なら買える幸福よ。 芦奈野ひとし先生の絵は風景を通じて季節の描写が卓越していて、折々マンガを読んでしまう。 巻末のインタビューでご本人もそんな話をしていて、「わかりますよ」と独り言をいってしまう。新作を描いてくれないものだろうか。

2024/02/25

[参謀]

2003年に刊行された復刻版。ちょうど本作に嵌っていた時期で、発売は知っていましたが買い逃していたので、、復刻は嬉しい限り。ヒーリング漫画がの先駆けで、後の「ARIA」が背景描写と(恥ずかしい)セリフが印象的ですが、こちらはシンプルで空、海、地平線で魅せ、セリフも少なくより詩的な作品でした。惜しむらくは復刻まんまのようで、完結までのイラストは載ってない点。完全版として発売してほしかったな…

2024/07/14

[ka23]

再販版買えてよかった！

2025/04/20