内容説明
47都道府県の地方学力テストの戦後史!!戦後の地方学力テストは、どのように実施され、分析され、活用されてきたのか。日本教育史の未開拓分野の全貌を、今、解き明かす。日本の地方学力テスト政策の歴史的展開を検証し、学力テストのあるべき姿を考える。
目次
「地方学力テスト」研究の意義と課題
「地方学力テスト」の歴史的展開―各時代の特徴
「地方学力テスト」の実施主体―誰が実施したのか
「標準学力テスト」開発の歴史―その普及と衰退
「学習指導改善テスト」開発の歴史―「教師作成テスト」の意義と課題
「地方学力テスト」と「知能検査」の利活用の実態―「学力」と「知能」の相関関係
「全国学力調査」と「地方学力テスト」―「地方学力テスト」への影響
「全国教育研究所連盟」と「地方学力テスト」―共同研究事業の成果
「教育・学習評価」と「地方学力テスト」―何が評価されたのか
「業者テスト」と「地方学力テスト」―なぜ「業者テスト」は普及したのか
特色ある「地方学力テスト」の取り組み―学力向上を求めて〔ほか〕
著者等紹介
北野秋男[キタノアキオ]
1955年生まれ、富山県出身、日本大学大学院文学研究科博士後期課程満期修了、日米の学力テスト政策の比較研究、博士(教育学)。日本大学文理学部特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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