内容説明
児童書界の“名匠2人”が紡ぐ珠玉の名作が、ついに復刊。不思議な生き物が平和に暮らす島に、人間がやってきた!!
著者等紹介
神宮輝夫[ジングウテルオ]
1932年、群馬県生まれ。児童文学評論、創作、翻訳など、幅広く活躍し、戦後の代表的な作品の多くを手がけた。1964年『世界児童文学案内』の日本児童文学者協会賞をはじめとして、児童福祉文学賞、国際グリム賞などの各賞を受賞
長新太[チョウシンタ]
1927年生まれ。漫画、絵本、イラストレーション、エッセイなど、さまざまな分野で活躍。『おしゃべりなたまごやき』で文藝春秋漫画賞、国際アンデルセン賞国内賞、『はるですよふくろうおばさん』で講談社出版文化賞、『キャベツくん』『さかさまライオン』で絵本にっぽん賞大賞、『ぞうのたまごのたまごやき』で小学館絵画賞、『ゴムあたまポンたろう』で日本絵本賞など受賞多数。2005年6月25日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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yomineko@ヴィタリにゃん
48
ぞうろむし、タマタン、のきむしという変な名前の生き物が助け合って、人間の欲望を蹴散らかす痛快なお話。タマタンが一番可愛い🥚🥚🥚2025/01/04
いっちゃん
11
謎のストーリーに、長さんの絵がぴったり。2016/10/21
ヒラP@ehon.gohon
8
ぞろうむし、タマタン、のきむしなんていう、不思議な生き物の友情物語です。 南の海の、不思議にまったりと楽しめるお話です。 お父さんの手作り物語風で、ぼくとつだけど、わくわくするお話です。 タマタンの無防備なやさしさ、ぞろうむしの何気なく素晴らしい働き、理屈抜きにほんわか出来るのは、読んでみないとわからないですね。2016/11/23
シャムネコさん
1
「かいじゅうたちのいるところ」の訳で有名な神宮輝夫さんの創作絵本。ゾウのようなぞろうむしや、たまごのようなタマタン、のきむしなど、不思議でユニークな生き物が登場する。動物の乱獲や、先住民への差別、侵略等の社会問題も感じさせる。2020/10/01
セシリー
0
小学生の時、学校の図書館で借りて読んだ。友達が自分の貸出期間の前か後に借りていたので、友達とこの本は面白かったって話題になっていたような覚えがある。