内容説明
親切だけれど嘘ばかり。愉快な王さまフルダーの、吟遊詩人を目指す旅がはじまる!プリデインの国で、うたにもなだかい、フルダー・フラム王とまことのたてごとのおはなし。ファンタジー大作「プリデイン物語」のスピンオフ絵本、第2弾!
著者等紹介
アリグザンダー,ロイド[アリグザンダー,ロイド] [Alexander,Lloyd]
1924年、アメリカのペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。小説・批評・翻訳などで数多くの業績を持つ
ネス,エバリン[ネス,エバリン] [Ness,Evaline]
1911年、アメリカのミシガン州ボンティアック生まれ。シカゴの美術学校やローマの美術学校などで絵をまなび、商業美術家、絵本作家として活躍。代表作『ポケットのたからもの』は1967年コールデコット賞を受賞した
神宮輝夫[ジングウテルオ]
1932年、群馬県生まれ。児童文学評論、創作、翻訳など、幅広く活躍し、戦後の代表的な作品の多くを手がけた。1964年『世界児童文学案内』の日本児童文学者協会賞をはじめとして、児童福祉文学賞、国際グリム賞などの各賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
11
吟遊詩人になりたいというフルダー・フラムの冒険話です。 活躍するのに、どうして竪琴の弦が切れてしまうのか不思議に思っていたのですが、最後にタイトルの意味と本当のことがわかりました。 真実はどんなだったのでしょうね。2016/07/10
みよちゃん
3
アリグザンダーが好きです。吟遊詩人になりたい王様が、魔法の様なたてごとをもらう。困難に会うたび弦が切れてしまい、まことのことを言わないとそうなる事を学ぶ。2016/07/21
きゅー
1
プリデイン・シリーズ外伝の1つ。フルダー・フラム、本当に人がいいんだなあ。なんだかかわいらしい人だよね。素直でまっすぐで、ちょっと話を盛りまくるクセがあるだけで笑 こちらは、中身は旧版とまったく同じだった。旧版の表紙がクリーム色かなってくらい(新版は真っ白)2023/08/09
上空弘育(ひろじー)
1
フルダー・フラム王が治めている国はとっても小さな国。 小さな国の王様だからこそ、虚勢を張らなければいけないこともあるだろう。でもそのことが結局損をさせていたということなんだよね。 人の上に立つものは、どうしてもそういうことをしてしまいがち。 だけど、そんなことをしなくても、正しいことを行っていれば・・・ 現実世界はどうだろう。2023/07/30
nago
1
まほうのたてごとは、まことのたてごと。小さな国の王さまが、ぎんゆうになる。文字多めの絵本で読み物として楽しみました。2022/06/21
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- 和書
- おさな妻 集英社文庫