内容説明
メイン館という、古くて由緒ある館がありました。見物客がにぎわうその館に、むかし“いたずらロバート”といわれた魔法使いが、少女の気まぐれから、墓の下から呼びだされてしまいました。何しろ過去の人なので、今と昔の区別がつかず、思わぬ大騒動がもちあがります…。「魔女集会通り26番地」で有名なカーネギー賞作家のファンタジー。
著者等紹介
ジョーンズ,ダイアナ・ウィン[ジョーンズ,ダイアナウィン] [Jones,Diana Wynne]
1934年ロンドンに生まれる。オックスフォード大学卒業。三人の息子の母親となってから執筆活動を始め、1974年に「ウィルキンの歯」を発表してから、次つぎに本格的なファンタジーを世に送り出している。日本では1978年度のガーディアン賞を受賞した「魔女集会通り26番地」(偕成社)など、多数翻訳されている
クラーク,エンマ・チチェスター[クラーク,エンマチチェスター] [Clark,Emma Chichester]
ロンドン生まれ。チェルシー・アート・スクール卒業後、英国王立芸術大学で、絵本作家のクェンティン・ブレイクに学ぶ。雑誌のイラスト、児童書のさし絵等で活躍中。1988年、マザーグース賞受賞
槙朝子[マキアサコ]
埼玉県生まれ。高校時代AFSにて米国留学。甲南女子大学英文学科卒業。ユニ・カレッジで翻訳を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。