内容説明
社員は家族だ。個人商店から石油王へ。大石油会社・出光興産を築いた男の反骨の生涯とは!?
著者等紹介
木本正次[キモトショウジ]
1912年、徳島県生まれ。神宮皇学館卒業後、大阪毎日新聞社入社。以後、報道部長(中部)、ラジオ報道部長(西部)、整理部顧問(大阪)、出版局参与(大阪・東京)等を歴任。代表作『黒部の太陽』は、編集委員(東京)在任中に毎日新聞に連載した作品。その間、作家としても活躍し、1960年には『刀塚』が直木賞候補になる。1967年に毎日新聞社を定年退職後、作家に専念。主として企業と人間のかかわりを題材にした作品を発表し続け「ノンフィクション・ノベル」分野を確立させた。1995年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あちこ
1
11才の弟くん用に借りた本。小説風だけれど、ほぼ伝記。これだけたくさんの佐三さんの本を読んできたけれど、まだ拾えていない記録があるのが面白くなってきた。これはもう徹底的に読みまくるしかないな。2016/06/22
りおみ
0
人のために、何を残せるか?自分は何ができるのか?心を尽くして、信念を押し通すことの大変さに心折れずやり抜いたものだけがたどり着ける境地なんだなあと思いました。2017/03/20
蓮
0
百田氏の本の後での読了だったので、史実を追認するような感じになった。 史実に忠実に書かれているようなので、当時の石油を取り巻く環境の入門としてもオススメです。2015/11/01