内容説明
はじまりはじまり!これはえほんだけど、おしばいのえほん。えほんもおしばいもみるものでしょ。でもこのなかにはみえない「におい」もでてくる。こまったな。でもよくみているとにおいがするかもしれない。みえるかもしれない。
著者等紹介
岸田衿子[キシダエリコ]
1929年生まれ。東京藝術大学油絵科卒。父は劇作家、フランス文学者の岸田國士。妹は女優の岸田今日子。画家を志すも結核を患い、北軽井沢の山小屋で療養生活。のち詩人となる。絵本の翻訳や、アニメのテーマソング(アルプスの少女ハイジ、赤毛のアン等)の作詞も手がける。2011年没
司修[ツカサオサム]
1936年生まれ。独学で絵を学び、絵画創作にとどまらず、絵本の原画、書籍の装丁、小説の執筆にと幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
50
図書館にて。五感のえほんシリーズって何?これは、匂いを感じる絵本。くんくん、くんくん、何の匂いがするかな?2018/09/21
野のこ
49
岸田衿子さんお目当て♪「かぐ、あじわう」なので美味しい料理がたくさん出てくるのかなぁと期待して読んだら、全然違ってました。あまり嗅ぎたくないにおいが多くてがっかり。しかもこぶたさんを探すストーリーのオチに思わずおいっ!そりゃないよーと突っ込みました。でも不思議ワールドで面白かったです。「五感のえほん」シリーズ気になる。2018/07/05
mntmt
19
海のにおいと、カレーのにおいは、感じたかな。2016/07/12
遠い日
10
不思議な絵本。ことばと絵から立ちのぼってくる「匂い」「香り」「味」を感じとるという試み。感じようとしなければ、決して感じないであろうものを、あえて読者に体験させる。芝居仕立てで、消えたこぶたを探すちょっとしたミステリーでもある。自分の五感を自分で研ぎすましていく感覚、ちょっと新鮮。2016/10/06
たくさん
1
よくわからない本だった。文章と絵があまり合っていないように感じた。2016/07/10