内容説明
二千数百年の昔、カピラバストウの王家に生まれた奇蹟の子・シッダルタ(ブッダ)。その誕生から晩年までを、ドラマティックに、感動的に描く大河超大作。当巻はその「第1部」を、貴重な“オリジナル版”で一挙収録!(「希望の友」1972年9月号~73年7月号連載)。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
4
シッダルタの生誕伝説に、漫画的脇役が助演/紀元前2世紀ごろは広域的商業が盛んになり発生した正当な対価=「正義」の概念が世界宗教があいついで生まれた背景と思われる/奴隷が英雄的働きで将軍を助けて、その養子となる『ベン・ハー』のモティーフ。映画と違って、バレて殺される。しかも無理して救命の処方を届けたナラダッタは口がきけない野獣に落とされフラストレーションの結末。タッタという「動物と魂を入れ替える」能力を持つ小僧だけが明るさ/創価系雑誌連載だが、日蓮系では釈迦は「過去の聖人」に過ぎないので何を書こうと問題なし2024/06/17
亀
0
引き付けられる。1枚一枚の絵を丁寧に見ていたい。2024/10/27