内容説明
町はずれに開店したタネやさん。はなしのタネ、かしこさのタネ、手品のタネなど、たくさんのタネを売っています。さて、なんのタネを買いましょう。タネやさんのおすすめは“やさしさのタネ”。男の子が買ったそのタネは、はたして無事に花をさかすことができるのでしょうか…？７３歳の新進絵本作家がえがく、心のふしぎ。町はずれに開店したタネやさんと母子のほほえましいやりとりを通して、誰の心にもある“タネ”のふしぎをえがく絵本。
著者等紹介
おぐろよしこ［オグロヨシコ］
１９４０年東京生まれ。子育てののち、美大でデザインを学ぶ。「千葉手作り絵本の会」に入り、現在まで４０冊余の絵本を制作。全国で幼児・小学生に造形のおもしろさを伝える工作イベント「あそびの学校」に指導者として参加。『やさしさのタネ』が、絵本作家としてのデビュー作（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne＠灯れ松明の火
12
新刊棚で。読み聞かせグループ名についているので「たね」には敏感。絵はヘタウマっぽい感じ？ 登場人物は虫みたいな、よくわからない生き物^^; タネ屋さんに入った親子連れ。「オススメのタネは？」と聞くと、「うわさのタネ」や「悩みのタネ」など妙なものを勧められる前半に、イメージした世界とは違うなと思った。後半、「やさしさのタネ」が出てきて、ラストはいい感じ♪ 「あらすじ・内容」を見たら、「宮崎駿監督推薦! 73歳の絵本作家が、ついにデビュー!! 」とある。ん～、そこまでスゴイかな？^^; 2013/05/08
遠い日
3
町はずれのタネ屋さん。いろんなタネを売っている。「うわさのタネ」「しゃくのタネ」「なやみのタネ」などなど。育てやすいものから難しいものまで。母子が買ったのは、もも色のやさしさのタネ。きれいな花がたくさん咲いて、男の子がしたことは……。やさしさを伝えることは、実はそんなに難しいことじゃないと、よくわかる。虫のような母と男の子だけれど、笑顔がいいな。2013/05/10
ほのぼの
2
とてもいい絵本でした。思いやり、人間関係などのテーマのブックトークや高学年の読み聞かせに使えそう。2013/06/04
うっさん
0
やさしさのタネの形がとってもかわいかったです。他のタネも個性豊かでよかった〜。2014/03/07
mari
0
絵本を数十年手作りしていた方の始めての出版本。 内容は子育てとは？のようですが、作者のように私も絵本に親しみ、これからも学んでいこう！と目指す姿が見えました！2013/11/18
