内容説明
“一生忘れられない”名作童話が、昔のままの懐かしい姿で完全復刻!ホップの香り・黄金色の大地が心によみがえる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はゆ
5
かわいいお話。ビスクって何?ビスコのこと?なんて思いながら読んでいると飲み物らしいので、ビールか?と思ったら、子どもも飲めるんだと。2016/10/07
ぱちょ
4
ほんもののライオンとこどもたちの友情。最後までライオンを信用するリンタちゃんが素敵。故郷に帰ったライオンからの手紙が切ないけれどじーんとする。こどもたちがとてもかわいいし、挿絵もとてもかわいい。2021/06/06
ティーゼル
1
子どもの頃に読んだ本。急に読みたくなって図書館から借りた。そうそう、「ビスク」だったね。挿絵がいい。2017/11/03
NakaTaka
1
1967年発行2013年再版された161pの絵童話。長編だけど、漢字は少ないし、読んであげれば低学年でも理解できる。1年生の男の子とライオンの出会い。自分の背丈より高いライムギ畑を走る少年。そこに突然現れる金色のライオン。その情景描写だけで絵になるではないか。そしてそのライオンは人間の言葉を話し、なんと人間の飲み物であるビスクが大好きと言う・・・う~ん・・ストーリーはとてもいいのだが、架空とは言え”ビスク”という飲み物の宣伝に終始しているようで、私はちょっと浸りきれなかった。2013/10/13
左近衛府
1
良作の復刊。少年リンタと「ほんとのライオン」との心温まるふれあい。そしてちょっぴり切ないラスト。黄金色の景色が目に浮かぶような優しい描写と、佃公彦の温かな挿絵が、何とも言えぬ絶妙な味わいに。2013/02/21