内容説明
ショコラの製造販売を手がける美貌の女実業家であり、天井知らずの資産を貯えつつある、このモラン夫人という女性の正体は?世界的ベストセラー、フランス発の歴史大河ロマン。
著者等紹介
小池三子男[コイケミネオ]
翻訳家・編集者。法政大学講師。1948年横浜市生まれ。慶應義塾大学文学部フランス文学研究科修士課程修了。「翻訳の世界」編集部、朝日出版社を経て河出書房新社に入社、文芸書の編集に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
どら母 学校図書館を考える
3
記入漏れ2017/06/17
Noriko Satou
1
そしてベルサイユへ2014/04/04
pooh
0
完全版は6巻まで出版されているが、続きはいつ出るのだろうか。あとがきに「この後もどうかご期待いただきたい」と書いてあるので、これで終わりではないと思うと嬉しい。翻訳は小池三子男さんの方が読みやすく感じる。相変わらず激しいストーリー。高級娼婦のニノンの言葉はどれも深いなと思う。とても素敵な女性だ。2014/04/23
A.Sakurai
0
繁盛していた居酒屋が貴族のイタズラで灰燼に帰すや,それをネタに賠償金をせしめて,これを元手に大富豪に上り詰める.従兄弟の侯爵を脅して無理やり結婚させてヴェルサイユデビュー.ルイ14世との再会を果たすまで.★あらすじを書いてみるとバタバタしたご都合的なピカレスクである.ところが過去の経緯が数巻に渡っていて長いので読んでいるとそれほど違和感がない.アップダウンを繰り返す運命の以前のピークに並んだだけなのだ.これを何回も繰り返すのだろうな.★フィリップが酷薄な人非人として描かれている.果たしてキャラは変わるのか2014/01/11