内容説明
世界的ベストセラーを記録した、フランス発の歴史大河ロマン。細やかな時代考証と、大幅な加筆修正が施された“完全版”を初邦訳。17世紀フランス、太陽王・ルイ14世時代を背景に、数奇な運命に翻弄される少女アンジェリクの半生を描いた傑作長編。
著者等紹介
長島良三[ナガシマリョウゾウ]
フランス文学翻訳家。1936年東京生まれ。明治大学文学部仏文科卒業。早川書房編集部を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぷれば
3
講談社文庫版で、全巻読んでいるが、著者曰く、かつての原稿に加筆されたりカットされていたとして、新たに修正、復刻版としたモノ。フランスの片田舎で生まれ育ったアンジェリク。自由で、強く、聡明、かつ輝く美貌の持ち主。彼女を待つ、波乱万丈の壮大なドラマをまた楽しみたい。2015/04/14
Hitomi
1
再読。買ってあった二巻を読むために、、、 旧版に比べて、エピソードの厚みがあっていい。2022/04/10
オラフシンドローム
0
あまりにもだらだらと長いので、飛ばし読み。2巻の方が面白そう。2014/07/11
Noriko Satou
0
復刊万歳2012/04/04
saba
0
昔の講談社文庫版の記憶と比べつつ。以前はアンジェリクほか登場人物の行方を中心に筋ばかり追ってしまったが、改めて読むと当時の生活、風習、宗教etc.がかなり書き込まれているのも面白い。2014/04/01