感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
異世界西郷さん
13
王党派とフロンド派に別れて不穏な空気に包まれているフランスを舞台に、ダルタニャンと三銃士の活躍を描くシリーズ第4巻。フロンドの乱や清教徒革命などの歴史を絡めて話が進んでいくので話が壮大で読み応え抜群でした。今回はミレディーの息子であるモードントが登場して「母の復讐」とばかりにダルタニャン達にちょっかいを掛けてくるのも話の展開にアクセントがあって面白かったです。本当に19世紀にこんな物語が作られたというのが信じられないくらいでした。2018/07/30
Yasu
3
フランスではフロンドの乱が勃発。しかし、ルイ14世らはダルタニャンの活躍もありパリを逃れる。一方イギリスでは清教徒革命が‼︎チャールズ1世救出の為アトスとアラミスはイギリスへ渡る。複雑な政治状況の中、立場は違えど硬い友情で結ばれた四銃士の物語。この歳になってページをめくるたびハラハラドキドキさせられる本に巡りあったのは本当に幸せ。次巻も楽しみ!2014/06/06
みんみん
3
ますます盛り上がる第2部の2巻目。2部では、ミレディの息子がからんでくるなんて、なんて上手い展開。モードント怖すぎ。2012/07/07
グワカマーヨ
1
『二十年後』の中巻。 展開が素晴らしくおもしろい。 2017/09/21
スタティウス
1
物語はフロンドの乱から清教徒革命のただ中へ。重い歴史のうねりの中、アトス以外はノンポリでたいして守るべきものも持っちゃいない四銃士の行動が軽快で胸がすく。2013/03/16