感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつ子🐈⬛
9
積ん読消化。なんちゅうか…好きとか嫌いとかええ加減にせえよとか可愛いとこあるやないかい(笑)とか、いろんな思考がないまぜになる大変忙しい読書でありました。「私は直感主義者である」とか直属の上司だったら勘弁してよだし「本当に価値ある情報は本の中に詰まっているというのは、もはや幻想にすぎない」とか、そんなら書店やめちゃえとか思いますわね…はあ。200億の借金背負ったのはお気の毒だったけれども。「孤独こそがトップに立つものの栄誉であり愉楽なのだから、それを十分に味わえ」て…あなた多分寂しん坊さんですよね?ふふ。2025/05/01
ぷほは
4
コンピュータを使ってレンタル一回につきの料金を調整するPPT(ペイパートランザクション)のことなどすっかり忘れていたので再読してよかった。ここからTポイントの爆発的普及につながる。それからデータベース事業の立上げに「第三エロチカ」の女優が中心的役割を果たしていたという話も個人的にむちゃくちゃ面白い。都市を舞台化することを70年代のデベロッパーたちは60年代のアングラ演劇から学んだわけだが、その後の80年代の情報化にまで足が伸びているのは、何だか時代の断絶を謳う言説を小馬鹿にするようで気味がいいではないか。2018/11/06
nizimasu
2
90年代後半に出た本に、巻末に、その後のCCCの状況も含め書いている。ディレクTVの失敗話にばかり目がいきがちだが、この会社をき各会社ととらえ、現在はすでに主力事業がTポイントという金融会社になっていることを考えるとこの社長の慧眼というか一貫性には驚かされる。この会社にせよ、東宝にせよ、エンタテイメントを標榜する会社の裏側とビジネスモデルは底知れない2011/05/26
Keisuke Nakajima
1
著者はあのTSUTAYA創業者にしてCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)の代表。長らくマスコミに出なかったが、昨年カンブリア宮殿に出演、代官山T-SITEプロジェクトが同番組で紹介され俄然、注目されるようになった。本書はオンデマンド出版ということで96年に発売された本に加筆したもの(発行の復刊ドットコム社もCCCのグループ会社である)。副題にTSUTAYAの創業とディレクTVの失敗から学んだこととあるように、枚方市で産声を上げたTSUTAYAのフランチャイズ展開の試行錯誤が描かれている。経営者とし2012/01/23
matterhorn
1
楽園とか書いてるけど、ここブラック企業だから。2010/08/31
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- 和書
- アンネの童話 文春文庫