内容説明
クリスマスも近づくある日、留守番する女の子チャッティのもとへ一匹の子猫が舞い込んできました。チャッティは子猫をバベットと名づけて可愛がりますが、バベットは近所に住むトッドさんの飼い猫でした。トッドさんが留守のときはバベットを預かることになり喜ぶチャッティでしたが、ある日トッドさんが引っ越しをすることになり…。『こねこのミトン』のニューベリーによる傑作こねこ絵本。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
マージの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
115
絵本というよりももう少し年を取った子供向けの本なのでしょうね。猫の絵はほとんど白黒だけで、あとは結構文章が多いような感じの童話ですね。シャムネコの子供を最後はプレゼントとしてもらう話で楽しめます。2016/08/20
kaizen@名古屋de朝活読書会
102
8歳のチャッティ。 クリームがかったしろいからだに、はなのあたま、みみ、しっぽ、あしさきが茶色の子猫が紛れ込んでくる。 バベットという名前をつけてミルクを。 上の階に住んでいた方の猫で、お宅を訪問。 母親はシャム猫のセロハン。 クリスマスに上の階の人は引っ越すことに。 もうバベットに会えなくなるのか。 猫好きの人による猫好きの人のための絵本。 ほとんどずっと猫。 2014/12/23
猪子
12
ペット可の賃貸って羨ましい!管理人さんが動物好きなんだろうなぁ(^ω^)うちのマンションもペット可になったらいいのになぁ。愛猫を譲ってくれるトッドさんの男気も素敵でした。2015/06/28
遠い日
10
以前読んだ印象が蘇り、首を捻っていたところ、1980年大日本図書より出版の『クリスマスのこねこ』を改題したものだと巻末で知る。家に迷いこんできた子猫のかわいさに夢中になり、飼い主の好意で日中預かったりするまでになったチャッティ。飼い主の引っ越しにより、もう子猫のバベットには会えないと嘆くチャッティにもたらされたすてきなクリスマスプレゼント。子猫の愛らしさが溢れるお話。2015/03/30
hannahhannah
8
部屋に紛れ込む猫が登場。人間の顔みたいで不気味。2021/03/27