夜のパパとユリアのひみつ

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784835441368
  • NDC分類 K949
  • Cコード C0093

内容説明

古いからといって、勝手にとりこわさないで!「夜のパパ」のペーテルと思春期をむかえたユリアが、住みなれた家を守ろうとユニークですてきな案を考える。国際アンデルセン大賞受賞作家の詩情豊かな代表作『夜のパパ』、その続篇をついに復刊。

著者等紹介

グリーペ,マリア[グリーペ,マリア][Gripe,Maria]
1923年、ストックホルム生まれ。1954年のデビュー以来、ユニークな作品を書き続け、スウェーデン児童文学を代表する作家の一人。アンデルセン賞、ニルス・ホルゲルソン賞、リンドグレーン賞などを受賞

大久保貞子[オオクボサダコ]
1932年、東京生まれ。お茶の水女子大学英文科卒業。1966~67年、コペンハーゲンに留学。グリーペ『忘れ川をこえた子どもたち』(冨山房刊)の翻訳で、旺文社児童文学翻訳賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

13
前作から歳を重ね成長したユリアが、いまだに夜のパパペーテルと不思議な暮らしを続けているのがミステリアスなのですが、社会性と思慮が深まっていることを感じました。 この本の骨格となっている、住まいの取り壊しの準備が、当事者が知らない間に進んでいることが理解できないのですが、それに立ち向かおうとする二人の共同作戦が、心理的に描かれていて良かったです。 最後のパーティは秀逸です。2018/08/21

大粒まろん

1
お気に入りの続きの本。前作より現実的な物語。挿絵がとても気に入ってる。2023/01/25

かしこ

0
ユリアは相変わらず変な思い込みで行動しているな2017/05/08

ちゅら。

0
ふくろうのスムッゲルは独り立ちして逞しくなり、ユリアは思春期を迎え、夜のパパは研究が多忙になった。それぞれが成長し、少しギクシャクしてきた矢先、家の取り壊し計画が持ち上がる。この古くてステキな家を守るべく、二人と一羽は力を合わせる。前作の弾けるようなユリアの眩しさは無いけれど、ユリアの世界の広がりを感じる。夜のパパ、ペーテルとの信頼も深まっている。二人の感じ方、考え方は、ふくろうのスムッゲルのように、自由で本質的だ。2010/01/21

dumpty

0
思春期を迎えたユリアは、なんだかいつも不機嫌で前作のようなキラキラした所がなくなってしまったようだ2005/05/17

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