目次
第1章 出会い
第2章 ブッシュの夢
第3章 PARCの天才たち
第4章 リサ誕生
第5章 ラスキンの夢
第6章 生みの苦しみ
第7章 マッキントッシュ誕生
第8章 ひ弱な未熟児
第9章 救世主現わる
第10章 成熟期
第11章 マッキントッシュいずこへ
著者等紹介
レヴィ,スティーブン[レヴィ,スティーブン][Levy,Steven]
コンピュータ、ハイテク関連のコラムニスト。マッキントッシュの専門誌Macworldに1985年以来独特の語り口でコラムを執筆。この他にも数多くのコンピュータ雑誌、業界紙誌に寄稿している。現在、米国マサチューセッツ州西部とニューヨーク市の二カ所に居を構える
武舎広幸[ムシャヒロユキ]
1980年国際基督教大学教養学部卒業。83年山梨大学大学院工学研究科修士課程修了。同年から一年間リソースシェアリング株式会社勤務。機械翻訳システムSTARの開発に従事。89年東京工業大学大学院博士後期課程満期退学。在学中米国オハイオ州立大学大学院、カーネギーメロン大学機械翻訳センター留学。89年有限会社ワードハウス設立。93年マーリンアームズ株式会社設立。現在同社代表取締役
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感想・レビュー
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tk
1
AppleⅡの成功、Lisaの失敗、Macintoshの低迷からの逆転、そして倒産寸前からの復活。アップルは極めて浮き沈みの激しい会社であるが本書ではMacの成功までを描いている。 MacはヴァネヴァーブッシュのMemexの夢、エンゲルバートのマウス、PARCのウィンドウシステムといった当時最先端の結果を商業レベルで実現した作品であると言えるが、この偉業が成されるまでに紆余があり、出荷された後の運命にも曲折がある。 ジョブズの強烈すぎるビジョンが成功と失敗の要因の一つではあるがそれだけではない物語がある。2015/07/13
カンパネルラ
0
2012年の今、読み直してみたいような歴史的書物かもしれない2006/12/21
Tomo Mizuno
0
世界を変えたPC、マッキントッシュ。ドラッグ&ドロップ、ダブルクリック・・・今当たり前にあるPCを作り上げた、お祭り騒ぎの一部始終がここにはある。彼らは本当に世界を変えた。jobs以外の開発者の話もきちんとのっている良い本2012/04/09
かずむし
0
おもしろいと思ったことは二つ。ひとつは、ジョブスはスゴイ奴的な本はたくさんあるし、youtubeで彼の話題になった演説を聞くと、「すげぇな!」ってなるけど、Macという製品が完成するまでの物語でみれば偏った人だということにも気づく。(彼の善し悪しの問題ではなく)そういう視点でみていったのがおもしろい。もうひとつは、登場している人の「世界を変えるコンピュータをつくる」という熱狂っぷりがおもしろい。コンピュータの名著。(らしい)2009/10/27