内容説明
本書は、会社法に初めて接する人の助けとなるように執筆。会社には合名・合資・有限・株式会社の四種があるが、この中で現実の社会を見たとき、株式会社の果たす役割が最も重要。また、会社法の基礎を身につけるには、まず株式会社について学ぶのが最も効率的と思われる。そこで、本書では対象が初学者ということを考え、株式会社に関する条文を中心に扱い、その他の会社については解説等で必要な限りにおいて触れるにとどめた。ただし、商法第二編第一章総則については、株式会社について学ぶうえで重要と思われるものは取り上げている。
目次
総則(会社の意義;会社の種類;会社の法人性・住所;会社の権利能力の制限 ほか)
株式会社(設立;株式;会社ノ機関;会社ノ計算 ほか)
著者等紹介
河内隆史[カワチタカシ]
神奈川大学法学部教授(商法・証券取引法担当)。中央大学大学院法学研究科博士課程修了
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