内容説明
老いの自覚は身体的側面ばかりでなく、職業からの引退や子育ての終了に伴う喪失感などにより、精神・社会的にも出てくるようになり、さまざまな不安現象が生じてくる。このような状況下の高齢者は、必然的にさまざまな事故に遭遇する機会が多くなる。交通事故、転倒・転落、溺水、窒息。介護現場で必ず役立つこの一冊。
目次
第１章 高齢者と事故（高齢者の特徴；社会的な問題）
第２章 屋内で起こりやすい事故（居間；浴室 ほか）
第３章 屋外で起こりやすい事故（車の運転中；歩行中 ほか）
第４章 障害のある高齢者に起こりやすい事故（車椅子・杖；まひ（パーキンソン病、脳卒中後遺症） ほか）
著者等紹介
寺崎明美［テラサキアケミ］
長崎大学医学部教授、保健学科準備室長
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