内容説明
日々の介護に疲れ「いっそお年寄りを殺し、自分も」と自暴自棄に陥って、どん底を経験した介護者や、対応困難な介護で困ったとき「家族の集い」のOBの適切なアドバイスを受けて精神的な安定をとり戻し、長期にわたって介護を続けている介護者の経緯について、そのときどきのエピソードも加えながら紹介。
目次
第1部 支え合いの地域介護をめざして(「痴呆性老人をかかえる家族の集い」とは;一人で悩まず誰かに相談してみよう;上手な介護はアイデア次第;痴呆とは?―介護事例を中心に ほか)
第2部 地域住民で育てる介護保険制度(介護保険制度について知っていますか;要介護認定を受けるときのチェックポイント;介護保険制度は住民が育てていく;介護保険制度の今後の課題 ほか)
著者等紹介
露木敏子[ツユキトシコ]
青森県立保健大学教授。1970年から東京都衛生局、1988年には東京都「痴呆性高齢者医療対策事業」に所属し、地域の在宅痴呆性障害者にあたる
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