内容説明
アントロポゾフィー医学基礎講座集。ルドルフ・シュタイナーがヨーロッパ各地で行なった講演。霊学に基づく解剖学・生理学・生薬学、さらに病理学と治療学とを直接結びつける、現代の医学を再編するための根本的な考え方を示す。
目次
アントロポゾフィーの霊学に基づく治療法を理解するための原則
霊学的認識を基礎とする病理学、治療そして薬剤の製造
アントロポゾフィーの霊学と医学的知見
アントロポゾフィーの人間認識と医学
医学は霊学から何を得ることができるか
霊学の観点による治療法
各講の要約
著者等紹介
シュタイナー,ルドルフ[シュタイナー,ルドルフ] [Steiner,Rudolf]
1861~1925年オーストリア出身。神秘思想家・哲学者。ウィーン工科大学に学び、21歳で『ゲーテの自然科学論文』の編集を委託される。30歳で哲学博士号を取得した後、文芸・演劇評論誌を編集。41歳、神智学協会に加入し、51歳には自らアントロポゾフィー(人智学)協会を設立。以後、霊学に基づいて教育、医学、農業、建築、社会論など多くの分野に業績を残した
佐藤俊夫[サトウトシオ]
名古屋市立大学医学部卒。現在、たいようクリニック院長。専門:東洋医学、精神療法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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