内容説明
がんに負けずに生きようとする患者さんの精神力は、さらにNK細胞を活性化させ、がん細胞の拡大や進行を止める。医師は患者さんの孤独や不安に寄り添い、絶望の淵に立つ患者さんを救わなければならない。第四のがん治療として脚光を浴びる、がん免疫細胞療法。
目次
1 がん治療最前線を診る(遺伝子の異常が、がんを生む;統計から見るがんの発生部位 ほか)
2 第4のがん治療「免疫細胞療法」の誕生(世界中が模索する新たながん治療;がん免疫細胞療法の歩み ほか)
3 がん治療のキーマン免疫細胞療法その発展の歩みと最新のトピックス(がんの特効薬を目指して;自然免疫を利用した活性NK細胞療法の誕生 ほか)
4 がん治療に大切なこと(がん克服の条件は患者自身の生き方にある;当院での治療における原点 ほか)
5 活性NK細胞療法を知る症例の数々
著者等紹介
内藤康弘[ナイトウヤスヒロ]
医療法人社団聖友会理事長。医学博士。1972年、東邦大学医学部卒業。その後、東邦大学付属大橋病院産婦人科及び麻酔科研修。1975年、名古屋聖霊病院医長。1988年、医療法人社団住友記念病院理事長を経て、医療法人社団聖友会理事長。ガン免疫治療を専門とする「内藤メディカルクリニック」を2002年に開設し、癌治療専門医として「内藤式免疫療法」による数多くの癌治療に専念。日本、世界各地での学会発表、講演で幅広く活躍。イタリーミラノ大学附属病院客員教授、ロシア医学アカデミー放射線医学研究センター客員教授、ロシア医学アカデミーがん研究センター客員教授、日本ライナス・ポーリング記念研究所理事長、ニューヨーク科学アカデミー(USA)医療顧問、長安帝神病院名誉院長、国際情報アカデミー日本代表部理事、アジア医療協力財団理事長、フィリピン共和国大統領府PCSO公認医療顧問、メリージョンストン病院特別顧問、社団法人日本アフガニスタン協会会長、国際個別化医療学会評議員、聖友会先端医学研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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