内容説明
オイディプス王からジャン・ジュネまで。「盗賊」という存在の不可思議な魅力と魔力を、文学史的、思想史的に辿り蠱惑の異境界へ誘う。
目次
ミイラと盗賊
殷器の象
花と徒刑囚
穢れたる王
黄塵
海族
自由の塔
造悪無碍
生命力のイメージ
諧謔のイメージ
革命のイメージ
蛇の足
著者等紹介
神山圭介[カミヤマケイスケ]
本名・金子鉄磨。1929年横浜生れ。開成高校、旧制松本高校を経て東京大学文学部(ドイツ文学)卒。1953~1975年中央公論社勤務。大学時代から大岡信、佐野洋、日野啓三らの「現代文学」に参加。1958年「現代叢書」(書肆ユリイカ)に「盗賊論」の連載を始める。1977年「鴾色の武勲誌」で芥川賞候補。1978年発表のノンフィクション「英霊たちの応援歌」は映画化された(1980年)。1985年没
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