内容説明
移植臓器の偉大な生命力が、失いかけた患者の生命を蘇らす。なのに人はこの臓器を死体という。脳死者は立派に生きている。死体の臓器を移植して他の肉体が助かるはずがない!人間の生と死とは?この根本的な議論を抜きに脳死移植はゆるされるのだろうか。
目次
多様な価値感などありえない
自殺する人びとへ
大学生への贈り物
ニヒリズムを超えて
現代物理学の解剖した宇宙
死ぬということの意味
脳死者は生きている
わが国での臓器移植をどう考えるか
生きること、そして本当に「死ぬ」ということ
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- 和書
- 唱歌大事典



