内容説明
友人の妹・杉子に恋した野島。会うたびに思いは深まったが思わぬ恋敵が現れて…恋愛と友情に苦しむ青年をみずみずしくえがいた青春文学の傑作。
著者等紹介
武者小路実篤［ムシャノコウジサネアツ］
１８８５‐１９７６。東京府東京市麹町区（現・東京都千代田区）に子爵家の、末子として生まれる。学習院初等科から高等科までを経て東京帝国大学哲学科に入学。１９１０（明治４３）年、志賀直哉、有島武郎らと、雑誌『白樺』を創刊すると同時に、理想的な調和社会を目指す「新しき村」を開村、中心的存在となる。欧米旅行を機に美術論を執筆、また自らも画を描きはじめる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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みーなんきー
19
悲しくなるラストが予感できるストーリーでした。地味で要領の悪い自分が、どんなに憧れても、素敵なお嬢様は…こんな事世の中にはたくさん起こりうる。これがリアル2020/04/13
ちぃ
7
主人公が一喜一憂する振れ幅が大きい。共感でないこともないけどモヤモヤイライラする。2024/10/14
読者Q
2
大宮のモデルは志賀直哉なのか？と思った。分からないけど。2017/06/04
絵具巻
0
文京区立真砂図書館で借りました。2013/10/29
