内容説明
天才絵師・良秀は大殿に依頼された地獄絵を完成させるため、炎に焼かれる女を見たいと望むが…。人間の究極のエゴイズムを描いた衝撃作。
著者等紹介
芥川龍之介[アクタガワリュウノスケ]
1892‐1927。生まれは東京市京橋区入船町8丁目(現・中央区明石町)。東京帝国大学(東京大学)英文学科に入学、菊池寛らと共に同人誌「新思潮」を創刊した。そこに発表した小説『鼻』が、夏目漱石に激賞され、文壇に注目されるきっかけとなる。帝大卒業後、海軍機関学校の英語教官を経て、のちに大阪毎日新聞社に入社。王朝文学、説話文学などをモチーフに、多くの作品を発表した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
35
ティーンズコーナーから。地獄変がマンガになってる!と驚いて手に取りました。キレのよい美しい描写で読みやすいですが、やっぱり最後の屏風の描写はなあ…上手に描いている感じでちょっと残念。地獄というと熱いイメージが多かったので、ダンテの神曲を読んだときに一番重い罪が氷漬けで本当にびっくりしたんですよね…。2023/03/31
刹那
6
気持ち悪いな~(>_<)2014/04/25
絵具巻
1
図書館2022/07/29
gachin
1
醜いものはちゃんと醜いし、鬼気迫ってて素晴らしかった。2019/10/29
絵具巻
0
文京区立真砂図書館で借りました。2013/11/27