感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
詩歌
9
時代の英雄も天才研究者も、グラーシスでは無力。路地の死者は食材になりかねない星で、衛生局を作るウォーリーこそが、「俺は意志薄弱な男だから、やりたいことをやらないでいるのは我慢ならないんだ。それがカッパライだろうと男漁りだろうとグラーシスの改造であろうと」と言い放つ男が必要だ。「ふぉん」は他の話にも登場する、とても面白い生命体。副題「ベスの奇妙で不気味な人生」2014/10/08
はなはな
5
再読。2巻は惑星の荒廃の招いた女性のエピソード。胎児の頃の事故によりイレギュラーな、生育をし、感情とくに愛情や共感を理論的に分析し、身につけた女性の半生か描かれます。ここをじっくり読まないと最終巻がイマイチ理解しにくいかも。2014/05/17